「ゴルフを始めたけれど、コースに出たことがないから不安」「初ラウンドではどれくらいのスコアが出ればいいのかわからない」と考えている女性ゴルファーの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初めてコースに出る女性に知って欲しい平均スコアの目安から、スコアアップのための練習法などについて紹介します。また、スムーズなプレーを心がけるためのマナーも解説するため、初心者の方は参考にしてみてください。
女性の初ゴルフラウンドでの平均スコアの目安は?

女性ゴルファーの初めての平均スコアは、150~160程度です。これは、パー72のコースで考えると、各ホールを平均8〜9打で回る計算になります。
もちろん、これはあくまで目安であり、ゴルフ経験や練習量によってこれより少ないスコアを出せる方や、多くなってしまう方がいます。
中には「もっと良いスコアを出したい」と思う方もいるかもしれませんが、初ラウンドの目標は、まず「最後まで楽しくプレーすること」におくのがおすすめです。大切なのは、焦らずに、一打一打を丁寧にプレーすることです。
目指せスコア120台!初ラウンドで良いスコアを出すための練習法

初めてのゴルフラウンドで良いスコアを出したいと考えるのであれば、事前の練習が必要不可欠です。やみくもに練習するよりも効果的な練習法を取り入れることで、効率的にスキルアップが見込めるでしょう。
ここからは、アプローチの精度向上やパター練習など、初ラウンドで良いスコアを出すための練習法について紹介します。
自信のある4本で集中練習
ゴルフクラブは14本まで使用できますが、初ラウンドですべてのクラブを使い分け、使いこなすことは現実的ではありません。まずは無理に使い分けを行うよりも、自分が自信を持って打てる数本のクラブに集中して練習することをおすすめします。
例えば、7番アイアンとアプローチウェッジ、パターなどに絞って打ち込むと良いでしょう。なお、飛距離を伸ばすことよりも「真っすぐ飛ばす」ことを意識して練習すると、スコアアップへの近道になります。
アプローチの精度向上
グリーン周りからのアプローチは、スコアに直結する重要なショットです。初ラウンドでなるべく良い結果を出したいと考えている方は、コースデビュー前に振り幅と距離の感覚を身につけておくと良いでしょう。
例えば、ヘッドが足首から足首への振り幅だと10ヤード、手が腰から腰への振り幅だと30ヤードなど、覚えておくと実践しやすくなります。このような打ち方を習得しておくと、本番でも焦らずにグリーン上で無駄な打数を減らせます。
パター練習も欠かさず行う
「ショットはそこそこできているのに、パターで打数を増やしてしまう」とお悩みのゴルフ初心者の方は多い傾向です。グリーン上でのパッティングはスコアに大きく影響するため、家でのパターマットを使った練習もスコアアップに有効です。
パター練習をしっかりと行うことで、カップインの確率を上げて目標スコアに近付けます。パター練習を行う際には、方向性と距離感を意識することが重要です。自宅でスキマ時間を使って反復練習しておきましょう。
スコアより大切?プレーファストとマナーの重要性

初めてのラウンドでは、スコアを気にしがちですが、それ以上に「プレーファスト」と「マナー」を心がけることが重要です。
プレーファストとは、スムーズにプレーを進めることで、後ろの人を待たせないように自分の打順がきたらすぐに打つ準備をすることや、無駄な素振りをしないよう気をつける必要があります。
また、ゴルフは「紳士淑女のスポーツ」といわれるように、マナーが重視されます。同伴者や、他のプレーヤーへの配慮を忘れずに、スマートな行動を心がけましょう。スコアが多少悪くても、マナーを守って気持ちよくプレーすることが大切です。
まとめ:スコアを意識してラウンドを回ってみよう!

女性のゴルフ初ラウンドは、少しの準備と心構えでより一層楽しめます。平均スコアの目安を知り、効率的な練習を重ねて自信をつけて、コースデビューを実現させましょう。
はじめのうちは思うようにいかないことも沢山あるでしょうが、それもゴルフの醍醐味のひとつです。プレーファストとマナーを大切にしていれば、周囲に好印象を与えるため安心してプレーできます。
この記事で紹介したポイントを参考に、スコアを意識しながらゴルフを楽しんでみてください。