【初心者必見】ゴルフボールの基礎知識を解説

ゴルフを始めたい方は、技術を伸ばしていくのも大事ですが、同時に道具についても把握しておく必要があります。特に、初心者だと分からない部分もあるはずなので、スムーズにプレーを楽しむためにも事前に把握しておくのが大事です。

今回はボールの基礎知識や初心者へのおすすめ、所有する数について紹介します。

目次

ゴルフボールの基礎知識

初心者の方は、ゴルフボールはどれも同じと思っている場合があります。しかし、ボールは種類により違いもあるため、基礎知識を知っておくべきです。「何を把握しておくべきなの?」と悩む方のために、3つのポイントを紹介します。

ゴルフボールの基準

まず、ゴルフボールの大きさは42.67mm以上とされており、直径で言うと1.68インチです。ボールが小さいほど空気抵抗が少なくなるため、少しの力でも飛距離が大きくなります。基準値が大きくなるのは問題ないですが、飛距離に関係するので規格は購入前に確認しておくべきです。

また、重さも45.93g以下とされており、飛距離が出ないように規定されています。ボールは公認球だと競技でも使用できますが、基準に達していないなら失格ともなるので注意してください。

ゴルフボールの寿命

ゴルフボールには寿命があるため、期限や状態によっては新しいボールに替える必要があります。まず、ボールの寿命は大体5年ほどと言われており、劣化すると飛距離などにも影響が出ます。

ゴルフボールは温度に弱い性質なので、高温や直射日光に当たる場所に保管していると、さらに劣化が早まるため注意すべきです。また、何回か使用して傷ができると性能が落ちてしまい、良いショットを打っても飛距離が伸びずにスコアを落としてしまう場合もあります。

ボールの寿命は5年と決めつけず、定期的に問題ないかチェックして使用しましょう。

ゴルフボールの構造

ボールの中の構造はピースと呼ばれる層があり、2〜5ピースまでの4種類です。それぞれ違うゴムを組み合わせていて、反射、スピン、打感など調整していますが、層が多いほど性能が優れています。

そのため3、4ピースは飛距離が出やすいですが価格も高めなので、ある程度慣れている人向けです。初心者の場合は2ピースの方が安価で耐久性も良いので使用しやすいでしょう。また、ボールの凹みの数をディンプル数と言います。これは300〜400だと飛距離も出ますが、数が多いほど逆にコントロールしにくくなるため、自分のベストを見つけてください。

ゴルフ初心者におすすめのボールは?

ゴルフボールには、スピン系やディスタンス系、バランス系の3つの種類があります。スピン系は表面が柔らかくて中心のコアが硬いので、フックやバックスピンなどをかけたい中級、上級プレイヤー向けです。

ディスタンス系は反発力が特化しているため、飛距離に特化したボールです。しっかり当てれば遠くまで飛ばせて、スピンもかかりにくいため、初心者向けのボールになります。バランス系はスピンとディスタンス両方の中間という位置になりますが、初心者はまずディスタンス系から始めてみるのがおすすめです。

初グランドはゴルフボールを24球持っていこう!

ゴルフのラウンドを初めて回るとき、どの程度ボールを持って行けばいいのか悩むでしょう。初心者の場合は真っ直ぐに飛ばすのが難しいため、OBなどでボールを失う可能性が高いです。

池ぽちゃや林に入ってボールを無くした場合、別のボールでスタートしなくてはいけないので、できれば24球とたくさん準備しておくのがおすすめです。仮に余っても次回にボールは持ち越せるため、たくさん持っていて損はありません。

まとめ

初心者がゴルフを始める際に押さえておくべき、ボールの基礎知識を紹介しました。ゴルフボールは寿命があり、ピースの数によって飛距離や耐久性も変わります。

また、スピンやディスタンスなどの種類もあるため、初心者に優しいタイプを選ぶようにすべきです。もし、練習してスイングなどが安定し、ラウンドに出るとなっても、ゴルフボールは2ダースの24個分は持っておくのがおすすめです。ぜひ、今回紹介した内容をチェックしてゴルフを始めるようにしてください。

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