ゴルフグローブの両手と片手のメリットとデメリット

ゴルフをプレーする際、グローブを使用する方は多くいますが、片手にするか両手にするか迷ってしまう方もいるでしょう。本記事では、両手と片手のゴルフグローブのメリットとデメリットを紹介します。

目次

グローブを片手に着けるメリットとデメリット

ここからはグローブを片手に着けるメリットとデメリットを見ていきましょう。

グローブを片手に着けるメリット

片手にゴルフグローブを着用するのは、いくつかの重要なメリットがあります。まず、グリップ力を向上です。左手はクラブをしっかりと保持する役割を担っているため、グローブを着用すると滑りを防ぎ、安定したスイングが可能です。

次に、グリーン上での利便性も挙げられます。片手にグローブを着けている場合、もう一方の手は素手であるため、スコアを記入する際や小物を取り扱う際にグローブを外す手間がありません。とくに、スコアカードやティー、マーカーを扱う際に、グローブを外す必要がないため、スムーズにプレーを進められます。

グローブを片手に着けるデメリット

片手にゴルフグローブを着用することにはいくつかのデメリットがあります。最も顕著なのは、左右非対称の日焼けです。片手だけが紫外線にさらされるため、肌の色が不均一になりやすく、とくに長時間のラウンドではこの問題が顕著です。また、握力が弱いプレイヤーである女性やシニアゴルファーにとっては、片手では十分なグリップ力を得られず、クラブが滑りやすくなる可能性があります。さらに片手グローブを選ぶことで、グリーン上での所作がスムーズでなくなったり、スコア記入時にグローブを外す手間がかかったりなど、プレースタイルに制約が生じることもあります。このように、片手グローブにはメリットがある一方で、デメリットも考慮しましょう。

グローブを両手に着けるメリットとデメリット

ここからはグローブを両手に着けるメリットとデメリットを見ていきましょう。

グローブを両手に着けるメリット

ゴルフグローブを両手に着けることには、いくつかの重要なメリットがあります。

まず、両手にグローブを着用すると片手以上にグリップ力が向上し、クラブをしっかりと握れるため、スイング時に力むことなくヘッドスピードを上げやすくなるでしょう。また、滑り止め効果により、汗や雨で手が濡れてもクラブが滑りにくい効果もあります。とくに初心者や握力に自信がない方にとって、両手グローブは力を入れやすくする助けになるためおすすめです。

さらに、冬場には防寒対策として手の冷えを軽減し、夏には紫外線から手を守る役割も果たします。とくに女性ゴルファーは、日焼けを防ぐために両手にグローブを着けることが多く、UPF50相当のUVカット機能を持つ製品がおすすめです。

グローブを両手に着けるデメリット

両手にゴルフグローブを着けることにはいくつかのデメリットがあります。まず、着脱が面倒であるため、スコア記入や小物の取り出しが不便です。とくに、ティーやマーカー、グリーンフォークなどを頻繁に使用するゴルフでは、両手にグローブを着けていると、これらを取り出すのが難しい場合もあります。

さらに、両手にグローブを着用することでグリップ力が向上する一方、上級者や力のあるゴルファーは利き手に過度な力が入ってしまうことがあり、これがスイングに悪影響を及ぼす可能性があります。とくに、ショートゲームでは手の感覚が重要なため、両手グローブでは繊細なタッチを出しにくくなることも考慮すべき点です。このように、両手用グローブには利点がある一方で、実用面での不便さやスイングへの影響がデメリットとして挙げられます。

グローブを着けない人もいる

ゴルフでは、素手でプレーすることが許可されており、実際にフレッド・カプルスや横尾要、堀川未来夢といったプロゴルファーもグローブなしでプレーしています。とくにアプローチやグリーン上では、グローブを外す選手もいますが、素手の方が微細なタッチや距離感がわかりやすいためです。

しかし、ゴルファーの多くは、ほとんどの場面でグローブを着用しています。これは、グローブが提供するグリップ力の向上や、手の保護、さらには滑りにくさが大きなメリットとされているからです。とくに、汗や雨で手が滑りやすくなる状況では、グローブが役立つため、初心者や握力に自信がない人は、グローブを着けてゴルフを楽しみましょう

まとめ

ゴルフグローブには、片手と両手の着用それぞれにメリットとデメリットがあります。片手グローブはグリップ力を向上させ、スコア記入や小物の取り扱いがスムーズですが、日焼けや握力不足のリスクがあります。一方、両手グローブはグリップ力を高め、手を保護する効果がありますが、着脱が面倒で繊細なタッチが損なわれる場合もあるでしょう。自分のプレースタイルに合った選択をすることが重要です

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