ゴルフは、サッカーやバスケなどの他のスポーツに比べて、激しく動き回まわらないため、ダイエットに有効なのか気になる方もいるでしょう。
本記事では、ゴルフのダイエット効果とダイエット効果を引き出すポイントをご紹介します。
ゴルフはダイエットにおすすめ
ゴルフは息が切れるような激しい運動ではありませんが、ダイエットに非常に有効なスポーツです。まず、ゴルフは有酸素運動としての特性を持ち、スイングと移動を繰り返すことで体脂肪を燃焼させられます。ラウンド中は約2時間、スイングしながら歩くことで、効率的にカロリーを消費します。具体的には、スイング1回で約1kcalを消費し、100球打つことで約100kcalの消費が期待できるでしょう。
さらに、ゴルフは二の腕やお腹周りの筋肉を鍛えられます。スイング時に腕を高く上げることで上腕三頭筋が鍛えられ、引き締まった二の腕を手に入れらるでしょう。また、スイングのひねり運動は腹斜筋を刺激し、くびれを作るのに役立ちます。全身を使うことでインナーマッスルも鍛えられ、代謝が向上しやすくなります。
最後に、ゴルフは楽しみながらダイエットできる点が大きな魅力です。仲間と自然を楽しみながらプレーできるため、ストレスを感じずに続けやすいのです。打ちっぱなしも手軽に行えるため、気軽に運動を取り入れられます。これらの理由から、ゴルフはダイエットに最適なスポーツと言えるでしょう。
ゴルフで効果的にダイエットをするポイント
ここからはゴルフで効果的にダイエットをするポイントを紹介します。効率よくゴルフをプレーして、楽しむだけでなく健康も手に入れましょう。
朝食は控えめに
効率的に痩せるためには、空腹状態でゴルフを行うと効果的です。とくに朝食前に打ちっぱなしをすることで、体は脂肪をエネルギー源として優先的に使用します。これは、夕食から時間が経過し血糖値が低くなっているためです。空腹時に運動を行うと、消費カロリーが約20%増加すると言われています。
ただし、睡眠中は水分を摂取できないため、朝はしっかりと水分補給を行うことが重要です。また、空腹すぎると集中力が低下する可能性があるため、軽食を用意しておくこともおすすめです。このように、空腹時にゴルフを楽しむことで、ダイエットを効率よく行えるでしょう。
筋肉を使ってスイングする
ゴルフのスイングは全身の筋肉を効果的に活用する絶好の機会です。しかし、ただスイングを行うだけではなく、正しい姿勢を意識することが重要です。正しい姿勢を保つことで、自然とインナーマッスルが鍛えられ、体幹の安定性が向上します。とくに、上腕三頭筋や腹斜筋といった筋肉を意識的に使うことで、スイングのパフォーマンスが向上します。
スイング中は、どの筋肉が働いているのかを意識することで、より効果的なトレーニングが可能です。たとえば、スイングの際に肩甲骨を寄せ、脇を締めることで、広背筋や大胸筋がしっかりと活用されます。また、素振りを行う際にも姿勢を意識することで、筋肉の使い方を確認し、正しいフォームを身につけられます。これにより、スイングの安定性が増し、飛距離や精度の向上が期待できるでしょう。正しい姿勢と筋肉の意識を持つことで、ゴルフの技術向上に繋がります。
移動はカートを使わない
ゴルフプレー中にカートを利用することは、体力を温存しプレーに集中できる利点がありますが、同時に有酸素運動の機会を減少させてしまいます。徒歩でコースを回ることで、自然にカロリーを消費し、ダイエットに有効です。とくにフラットコースでは、歩くスピードを速めたり、休まずに歩いたりと意識すると、より効果的な運動です。
また、スイング自体は無酸素運動ですが、打ちっぱなしでテンポよくボールを打つことは有酸素運動としても機能します。このように、打ちっぱなしを取り入れることで、全身を使った運動が促進され、ダイエットができます。ゴルフを楽しみながら、健康的な体作りを目指しましょう。
まとめ
ゴルフは激しい運動ではありませんが、ラウンド中は約2時間歩きながらスイングを繰り返し、1回のスイングで約1kcalを消費できるダイエットに効果的なスポーツです。とくに、空腹時にプレーすることで消費カロリーが約20%増加し、筋肉を意識したスイングがインナーマッスルを鍛えます。また、カートを使わずに歩くことで有酸素運動の機会が増え、効率的にカロリーを消費できます。楽しみながら健康を手に入れるために、ゴルフを積極的に取り入れましょう。
