ゴルフには、さまざまなルールがあるため初心者には疑問が多いかもしれません。
この記事では、コースデビューしたいゴルフ初心者が覚えておきたいルールを、道具やスコア、コースの構成などジャンルごとにわけて紹介していきます。この記事を読んでゴルフの基本ルールを理解し、安心してコースデビューに臨みましょう。
ゴルフってどんなスポーツ?魅力は?

ゴルフはクラブを用いてボールを打ち、全18ホールの合計スコアの少なさを競うスポーツです。季節や景観、ゴルフ場ごとのコースの造形を楽しみながら、自然の中でプレーできるのはゴルフならではの楽しみといえるでしょう。
また、自己ベスト更新を目指すために努力して達成感を得られること、ゴルフ仲間ができコミュニケーションがとれることもゴルフの魅力として挙げられます。
ゴルフの基本ルールとプレーの流れ

ゴルフには、初心者が覚えなければいけないルールが多く存在します。覚えておきたいルールを道具・スコア・コースの構成・プレーの流れなどジャンルごとに細かくわけて紹介していきます。
クラブやゴルフボールなど道具のルール
ゴルフをプレーする上で必要なクラブとゴルフボールの主なルールを紹介します。ラウンドに持っていけるクラブの本数は最大14本までとされ、超えた場合はペナルティが与えられます。
与えられるペナルティは1ホールにつき2打罰ですが、最大は4打罰です。また、プレー中のボールはグリーンに乗るまで原則拾いあげてはいけないため、拾い上げないように気をつけましょう。
スコアの数え方のルールは「打数+ペナルティ」
ゴルフのスコアは自分で計算するため、スコアに関するルールを事前に理解しておきましょう。スコアは「打数+ペナルティ」で数えます。打数とは、ホールアウトするまでに実際に打った数のことです。
ペナルティには、OB(プレー区域外にボールを飛ばす)やロストボール(3分以内にボールが見つからない)などがあって、種類ごとに罰打数が決まっています。ペナルティに該当する場合は、ラウンド後に罰打としてスコアに加算します。
ホール数のルール
ゴルフのコースは、全部で18個のホールがあります。各ホールには、規定打数の「パー」が定められていて、パー5をロングホール、パー4をミドルホール、パー3をショートホールと呼びます。
多くのゴルフ場は、18ホールの合計スコアが72打になるように規定打数が設定されているのです。
コースの構成とエリアごとの主なルール
ゴルフのコースは、大きく分類して4つのエリアにわけられます。エリアごとの名前と主なルールを説明します。
スタート地点のティーイングエリア
ティーイングエリアは、ティーショットをするためのホールのスタート地点です。
ティーマーカーから、2クラブレングス後方までの範囲でティーアップしてショットを打つというルールがあります。
ティーからグリーンへ続くジェネラルエリア
ジェネラルエリアは、グリーンに繋がるフェアウェイもしくはラフのエリアで、バンカーを含みます。
他プレーヤーのボールと間違えないように、自分が打ったボールかどうかを確かめてから打つというルールがあります。
ペナルティが発生するペナルティエリア
ペナルティエリアはフェアウェイもしくはラフのエリアの外で、ペナルティが発生するエリアです。
ペナルティエリアの境界には杭が立てられていて、その杭を結んだ線が境界線です。また、池や川、崖や谷などもペナルティエリアに含まれます。
パターのみが使用できるグリーン
グリーンはカップが設置された場所で、パターを使ってパッティングをするエリアです。
ボールの真後ろにマーカーを置いてからボールを拾い上げる、他の人の邪魔になるときはボールを拾い上げるなど、グリーン独自のルールが多く存在します。
ホールアウトまでのプレーの流れ
ゴルフのプレーの流れを簡単に説明するため、実際にイメージしてみてください。まずは、ティーショットを打ちます。ドライバーを使ってまっすぐ飛ばし、フェアウェイを目指しましょう。
2打目からはグリーンオンを目指して打ち、グリーンに近づいたらアプローチします。2打目からは7番アイアンを使うのが一般的です。
グリーンオンしたら、パッティングをします。ボールがカップに入れば、ホールアウトしてそのホールは終了です。
この流れを18ホール繰り返し、合計スコアを求めるのがゴルフのプレーの流れです。
まとめ:コースデビューに向けてルールはしっかり覚えよう

ゴルフには審判がいないため、ルールの理解は必要不可欠です。道具やスコア・コースのエリア・プレーの流れと覚えなければいけないルールが多く存在します。コースデビューしたいのであればルールをしっかり覚えましょう。