この記事では、コースデビューまでの期間を思い切って1週間と定めたときの最低限知っておきたいことや練習方法を紹介します。
1週間という練習期間は、一般的なコースデビューのための練習期間と比べて短めですが、要点を絞った練習でコースデビューを成功させましょう。
コースデビューするために最低限準備しておくべきこと

ゴルフでコースデビューするために必要な資格などはありませんが、最低限のことができないと同伴者やゴルフ場全体に迷惑がかかります。必要な持ち物を用意したり、ルールやマナーを学んだりと、最低限の準備をしてからコースデビューに臨みましょう。
スコアの数え方などゴルフのルールの理解
自分でスコアが計算できないと同伴者に迷惑がかかるため、スコアの数え方は事前に理解しておきましょう。ゴルフは1ラウンドで全18ホールをプレーしたときの合計スコアを求めます。
ゴルフには審判がおらず、スコアを自分で計算するため、スコアの数え方やペナルティのルールを事前に調べて理解する必要があります。
必要な道具や服装の準備
ラウンド当日までに、コースデビューに必要な道具であるクラブやボール、ゴルフウェアの準備をしましょう。初心者はボールをなくす可能性が高いため、ゴルフボールはなるべく多めに持っていくのをおすすめします。
クラブやボールと一緒に、グローブやティー、マーカーもキャディバッグに入れておきましょう。ゴルフウェアや行き帰りの服装は、ゴルフ場によってドレスコードがあるため、ドレスコードを確認してから準備しましょう。
ゴルフは外で行うスポーツです。気になる人は、夏は日焼け止めや虫よけスプレー、冬はカイロやネックウォーマーなどの防寒具も持っていきましょう。
コースデビューで気をつけたいゴルフのマナーを学ぶ
ゴルフのラウンドのマナーで特に重要なのは、プレーファストと前の組と適切な距離を空けることの2つです。
ゴルフは全18ホールを約4時間半で周らなければならないため、初心者は特に素早くプレーすることを意識しましょう。また、前の組と適切な距離を空け、前の組にボールが飛んでいく危険をなくします。
ただし、距離を空けすぎるとプレーファストに影響が出るため、遅れている場合は小走りで移動しましょう。他にも、同伴者のプレー中は静かにする、芝を傷つけないなど最低限のマナーを理解してからコースデビューに臨んでください。
クラブの本数を4本に絞って練習しよう

ゴルフ場には最大14本までクラブを持っていけますが、初心者が1週間で14本のクラブを使えるようになるのは至難の技です。そこで使用するクラブを、ドライバー・7番アイアン・ピッチングウエッジ・パターの4本に絞って練習するのをおすすめします。
これら4本のクラブで空振りせずに、ボールを前方に飛ばせるようになれば、最低限コースデビューできる技術が身についたと考えられます。
ティーショットにはドライバー
まず、ドライバーでティーショットを打ちます。ドライバーは大振りしないのがポイントです。正しいフォームで、ボールをまっすぐ飛ばすことを意識してスイングしましょう。
ボールが曲がってスライスすると、OBになってスコアと時間をロスしてしまいます。
7番アイアンでグリーンを狙う
ドライバーの次は、7番アイアンを使います。7番アイアンは「ゴルフの出発点」ともいわれ、ラウンドの中で使用頻度が高い重要な役割を持つクラブです。
7番アイアンは、フルスイングしてもボールが飛びすぎず、修正をしやすいという特徴を持ちます。7番アイアンを使って、ボールを確実にグリーンに近づけましょう。
ピッチングウェッジでアプローチ
7番アイアンの次は、ピッチングウェッジでアプローチします。残りが100ヤード以内になったら、7番アイアンからピッチングウエッジに変えましょう。
クラブを短く持って打つと、方向性や距離感が良くなるのでおすすめです。
グリーンオンしたらパターを使う
ボールがグリーンオンしたらパターを使います。パターは他の3本とスイングが違うので、別で練習が必要です。
パターのスイングは振り子のイメージでまっすぐ打つようにして、振り幅で強弱の調整ができるようになるのを目指しましょう。パターは、パター練習場でだけでなく自宅の絨毯でも練習できるため、タイミングを見つけて練習してみてください。
まとめ:1週間でコースデビューするためには要点を絞ることが大切

1週間という練習期間は、一般的なコースデビューのための練習期間と比べて短めです。要点を絞ってゴルフの基礎知識を学び、クラブの本数を絞って練習することが大切です。要点を絞った練習で、コースデビューを成功させましょう。