ゴルフを始めてみたいけれど、「何から揃えれば良いか分からない」と疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。ゴルフ用品はデザイン性も高く、道具を揃えることも楽しみのひとつです。
しかし、やみくもにゴルフ用品を集めていると、高くついてしまう恐れがあります。この記事では、ゴルフデビューに必要なものや服装マナーなどについて解説します。これからゴルフデビューをされる方は、参考にしてください。
ゴルフデビューで揃えるべき「必須アイテム」

ゴルフを始めるのに、いきなりすべてのアイテムを完璧に揃える必要はありません。ゴルフクラブやボール、グローブなど「これが無いとゴルフができない」というような必須のアイテムから徐々に揃えていくことをおすすめします。
ここからは、ゴルフデビューで揃えておくべき必須アイテムについて、選び方など詳しく紹介します。
ゴルフクラブ
ゴルフをプレーするには、まずゴルフクラブが無いと始まりません。ゴルフクラブはさまざまな種類があり、フルセットで揃えるとなると最大14本、費用はものにもよりますが10万円以上することもあります。
初心者のうちは種類の違う14本のゴルフクラブを使い分けるのも困難です。まずはドライバーやアイアン、パターなどの8本程度のハーフセットでも十分に楽しめます。ゴルフに慣れてきたら、少しずつ自分に合ったクラブを買い足していくのがおすすめです。
ゴルフシューズ
ゴルフの練習場などであれば、スニーカーでも利用可能ですが、コースではゴルフ専用のゴルフシューズが必要になります。履き慣れた靴でプレーするためにも、ゴルフシューズは揃えておくことがおすすめです。
ゴルフシューズには、樹脂製のスパイクピンが装着された「ソフトスパイク」と、普段使いの靴に近い感覚で履ける「スパイクレス」の2つの種類があります。
スパイクレスは行き帰りもそのまま移動できる利便性の高さが魅力ですが、初心者のうちはスイング時に下半身がブレにくい、グリップ力がしっかりしているソフトスパイクが適しています。
ゴルフグローブ
ゴルフクラブ自体に滑り止め加工はされていますが、汗をかくと滑りやすくなり、ゴルフクラブの滑り止めだけでは不十分です。グローブを装着しているとスイング時にクラブが手から滑り落ちるのを防げます。
また、手のひらにマメができてしまうのを防ぐ効果もあり、握り方やスイングに慣れていない初心者の方にとって重要なアイテムです。練習時から装着することで、正しい握り方を身に付けられるでしょう。
素材は、天然皮革、合成皮革、またはその両方を組み合わせたものなどさまざまです。フィット感や耐久性、価格などから自分に合ったものを選びましょう。
ゴルフボール・ティー
ゴルフボールとティーは消耗品であるため、ゴルフ場でも基本的にレンタルは行われておらず、自分で用意しておかなくてはいけません。
初心者の方はとくにOBやロストボールなどで失くしてしまう可能性が高く、ボールは1ダース程度と多めに準備しておくことがおすすめです。
また、ティーショットを打つときに必要なティーも余分に揃えておきましょう。素材は好みのもので構いませんが、アイアン用に10本、ドライバー用に20本ほど準備しておくと安心です。
マーカー・グリーンフォーク
マーカーは、グリーン上で他の方が打つときに自分のボールが邪魔にならないよう、ボールの代わりに置いておく目印の役割があります。
デザイン性が高く、キャラクターものやオシャレなデザインのものなど豊富にあり、お気に入りのマーカーを使うことでモチベーションも上がるでしょう。
グリーンフォークは、ボールがグリーンに着弾した際にできるへこみを直すための道具です。グリーンを傷つけないためにも、自分のピッチマークはもちろん、見つけたピッチマークも直すのがゴルファーとしてのマナーです。
快適なラウンドのための服装とバッグ選び

ゴルフは「紳士淑女のスポーツ」といわれるように、マナーが重視されます。プレー中の服装はもちろんのこと、ゴルフ場によっては行き帰りの服装にもドレスコードが設けられている場合もあるため注意が必要です。
男女共に衿付きのシャツが基本で、Tシャツやジーンズ、サンダルなどは基本的にNGです。機能性に優れたオシャレなゴルフウェアも多く、自分好みのものを探してみると良いでしょう。
ゴルフバッグは大きく分けて、クラブを収納するキャディバッグ、ラウンド中に小物や飲み物を入れるラウンドバッグ、着替えやシューズを収納するボストンバッグの3種類があります。うまく使い分けることが、快適にゴルフを楽しむためのポイントです。
万全の準備で最高のゴルフデビューを!

紹介してきた「必須のアイテム」や「服装」を参考に、予算やプレースタイルに合わせて準備を進めてみてください。
初めからすべてのアイテムを揃えておく必要はありません。ゴルフ場のレンタルサービスを活用しながら、自分のレベルや好みに合わせて徐々に買い揃えていくのもおすすめです。事前の準備をしっかりと行って、当日思い切りゴルフを楽しみましょう。